鍍金された盒子の表面を、熟練の金工技術を用いた緻密な二層の網目模様で装飾してある。網目模様の中心となる紋様は、花葉、寿の文字、蝙蝠で、色鮮やかな琺瑯釉で飾られている。.....

底に雲首型の足が六つあり、中ほどに円形の印が一つずつ、上部に篆書体二行で「乾隆清玩」と浮き彫りされており、下部に陰刻の篆書体二行で「奉三無私」とある。.....

この円形盒は、外側面に竹絲（細く割いた竹片）を繋合わせて、成形してから黄色の竹皮製の纏枝番蓮文を貼り付けてある。.....

蓮の花形をしている銅胎掐絲琺瑯（有線七宝）円盒。蓋の上部は平らで蓮の花と実の図案が施されている。胴体の周囲は花弁の形になっており、.....

竹の根を彫刻して一枚の蓮の葉としている。風に吹かれて巻き上がり器状になっており、水を入れる「洗」にできる。葉の縁が虫に食われ、蟹が一匹いる。.....

竹の一節を筆筒とし、口は平らで節の広がった部分が底になっている。外側表面には、着飾ってまげを高く結い上げた女性が、屏風の前で手紙を読む姿が浮き彫りされている。.....