小さく丸い口、細く長い首、なだらかな肩、扁平で丸い腹、楕円形の足、平底はわずかにへこみ、首に如意弓型の耳が二つ付いている。.....

高い圏足の碗。本体はたっぷりと幅広く、開いた口、側面は丸みがあり、圏足は細く高く、上が狭く下が幅広になっている。全体にベージュ色の青釉が施され、表面は灰白色を帯び、びっしりと細かな貫入で覆われている。.....

「如意」を象った枕。側面は前部が低く後部が高く、上部は中心に向かってへこみ、平らな底には清代高宗乾隆帝の御製詩が刻まれており、文末の「未丙申年」という署款から、あとの時代この詩が乾隆41年（1776）に刻み加えた。.....

盤形のように開いた口、器腹と首は二段になって、ともにまっすぐな造形になっており、首の両側に立体造形な鳳凰耳が二つ、このような造型は宋代から作られるようになった。.....

この化粧品を入れる容器は、「洗」と称されてきた。六枚の花弁を持つ葵（ひまわり）の花型で、器壁にも上部にも凹凸があり、上部は花びらが浮き彫りにされ中心の小さな丸い部分に向かってへこみ、.....

唐代の磁器製枕は、三彩、褐釉、黒釉、長沙銅官窯などの釉色が多く、「睡枕」や「脈枕」などが多くあります。宋代になると、磁器製枕の造型はより多様化し、.....