| 明成化 闘彩鶏缸杯 |
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高4cm 口径8.3cm 高台経3.7cm 大きく開いた口縁、緩やかなカーブを描く側面、丸みのある高台、表面には鶏の親子二組が描かれている。おんどりとめんどりがひよこを連れて草原で食べ物を探している。めんどりは頭を低くして虫をついばみ、ひよこはつばさを広げて跳ね回り、ごく小さな画面ではあるが、心温まる愛らしいようすが描かれている。また、画中の牡丹と蘭の花、湖石が二組の図案をちょうどよく分け、器の内部は無紋の純白で、底面には青花で「大明成化年製」六文字の楷書款があり、二重線で囲まれている。わきあいあいとした鶏の親子のようすがよく表現されたこの図は、皇帝が好んだためかもしれないが、当時の文人たちはこよなく愛し、明代晩期に至ると、「成窯鶏缸杯、為酒器之最(成化時代の窯で焼かれた鶏缸杯は最高の酒杯である)」とされた。さらには明代神宗万暦帝の卓上にある成化の鶏杯は「値十万」と評判になった。(文・余佩瑾)
提供:国立故宮博物院
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