南宋 官窯 青磁葵花型洗

高9.3cm 直径16×16.9cm 重量1069g

この化粧品を入れる容器は、「洗」と称されてきた。六枚の花弁を持つ葵(ひまわり)の花型で、器壁にも上部にも凹凸があり、上部は花びらが浮き彫りにされ中心の小さな丸い部分に向かってへこみ、ちょうど花が開いているように見える。水色の釉がたっぷりとかけられ、色合いは温潤で清らか、釉がたまった部分は碧色となり、薄い部分は淡い褐色となっている。貫入は少ないが長く、色は淡い。器壁がそのまま容器を支える足の部分となり、そこは暗い褐色を呈している。(文・蔡玫芬)

 

提供:国立故宮博物院